たべもののお話 File22.「鬼は〜外♪ 福は〜内♪」


2月3日は『節分』です。

節分とは、『季節を分ける』という意味です。
各季節の始まりのことを、立春や立夏、立秋、立冬といいます。
節分は、この立春や立夏などの前日のことをいいます。
中でも、立春の前日である節分は、各地で行事が行われます。

季節の変わり目には、鬼や悪魔が活発に動き回ると考えられ、新しい季節を迎える前に、鬼を追い払ってしまおう!と豆まきがされるようになりました。

豆は、鬼や悪魔の目をたおす「魔目(まめ)」であり、悪魔をたおす「魔滅(まめ)」の意味があるといわれています。

まめまき

豆まきは、炒った大豆を年男や一家の主人が、

「鬼は〜外!福は〜内!」

といいながら、家の外にまき、まいた豆を自分の年の分に一つ加えた数を拾って食べると『1年間まめで、健康に暮らせる』といわれています。


えほうまき

節分に食べるもう一つの食べものに、『恵方巻き』があります。

恵方とは、その年のめでたい方角のことです。

節分の夜に、恵方に向かって目を閉じて、一言もしゃべらずに願い事を思い浮かべながら、 太巻きをまるごと食べるのが習わしです。 まるごと食べるのは、縁を切らないために、包丁を入れないという意味があります。


商売繁盛や無病息災を願い、七福神にちなみ、干ぴょうやきゅうり、しいたけ、 出し巻き卵、など7種類の具を巻き込むことで、『福を巻き込む』ともいわれています。

今では、全国的に食べられる恵方巻きですが、もともとは、大阪が発祥の地といわれており、海苔の会社からイベントを通して広まったそうです。

おに

2012年の恵方は、『北北西』です。

豆まきをして鬼を払い、豆を食べて健康を願い、恵方巻きを食べて福を呼び込みましょう♪


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